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留学のすゝめ

更新日時:2018年5月17日

~これから留学を考えているみなさんへ~

近年の情報通信技術の発達により世界との距離はますます近くなり、どこにいてもさまざまな情報を得ることが可能になりました。我々医学の世界でも最新の論文や海外の講演、WEBカンファレンスなどを通じて、世界中にある知識がいつでも欲しい時に手に入る時代になってきました。

このように様々な情報が簡単に手に入る世の中でいったい留学をする意味はあるのでしょうか?わざわざ遠くに、しかも時間や費用をかけて生活を移す価値はあるのでしょうか?

話しは変わりますがみなさんが医師となりこれまで歩んできた道のりはいかがでしたか?医学部入学後、定期試験、CBT、OSCE、国家試験とさまざまな苦労を乗り込えてようやく手にした医師免許。しかし、最初に病棟で患者さんを受け持った時、救急外来で搬送されてきた患者さんを診た時、多くのみなさんは学生時代の知識だけでは乗り越えられないその無力さに落胆し、そして一念発起して現場で研鑽を積んで行くうちに実力をつけ、病棟あるいは外来で活躍できる今のレベルまでなられたことと思います。そして現在は更なるステップアップとして、医学研究という世界に足を踏み入れ、研究ミーティング、学会での発表、論文作成などに奮闘している最中かもしれません。

さて、このような過程をふり返り、みなさんが学生時代と明らかに変わったことは何なのか?と考えた時、そのひとつに医療現場あるいは研究室において実際に目で見て、肌で感じることによって “知的好奇心”や“探究心”がより強くなったことではないでしょうか。その結果、単に情報を集め頭に詰め込む作業ではなく、目の前の患者さんや研究結果を診(見)て、考え、悩み、そして新しい何かをつかんではその喜びを現場にいる人達と分かち合いながら知的欲求が満たされる、いわば“高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいいもんな”を繰り返してきたことではないでしょうか。

ここで“確かに、そうかもなあ”と頷かれたみなさん、そう、そんな人こそ留学に向いているタイプかもしれません。みなさんの中で今なお成長し続けている知的好奇心や探究心を、違う土地で今までの生活とは異なる人達とともに、新たな角度から医学や研究を実際に目で見て、肌で感じることによってさらに育むチャンスを留学はきっと与えてくれると思います。更に、そこで学んだ経験が臨床医として、研究者として、そして社会人として生活していくその後の人生にも大きな付加価値を与えてくれるかもしれません。

ここまでご一読して下さったみなさん、まだまだ伸びしろのあるみなさん、是非閉ざされたドアの向こうの新しい何かを探しに留学に行ってみませんか?

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