社団法人 日本アレルギー学会
会員 各位
社団法人 日本アレルギー学会
理事長 秋山一男
常務理事 足立 満
抗IgE抗体製剤ゾレア皮下注用(一般名:オマリズマブ)
製造販売後特定使用成績調査のデータ公表に関して
過日、抗IgE抗体製剤ゾレア皮下注用(一般名:オマリズマブ)の製造販売元であるノバルティスファーマ㈱より、製造販売後特定使用成績調査のデータ公表に関して協力の依頼がありました。
抗IgE抗体製剤ゾレア皮下注用(以下:ゾレア)は、喘息治療薬として初めての抗体医薬であるため、市販後の調査として全例調査を実施中であることは会員の先生方の御承知の通りです。
ノバルティスファーマからは2010年12月31日時点で617施設1835症例の登録が完了しているとの報告を受けております。本調査の結果については、定期的に医薬品医療機器総合機構に報告し、得られた情報については速やかに臨床現場に提供することとなっていますので、会員各位に公表することは今後の喘息治療にも有益と考え日本アレルギー学会として公表の協力をすることとしました。
その第一報として、第61回日本アレルギー学会秋季学術大会において帝京大学医学部呼吸器・アレルギー内科 教授 大田健先生が中間結果を発表されました。
今後につきましても、更新された解析結果を随時報告していただきます。
なお、公表に関してノバルティスファーマの社員が学会員の先生方に貴施設の承諾をお願いしていると思いますが、本調査結果公表の意義をご勘案のうえ御協力の程よろしくお願いします。
以上