一般社団法人 日本アレルギー学会

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医療用ヘパリン類似物質製剤の適正使用について

更新日時:2017年11月28日

                          平成29年11月27日
会員各位

                   一般社団法人日本アレルギー学会
                      理事長  東田 有智 
                     医療問題検討委員会  
                      委員長  藤澤 隆夫 

既に報道等を通してご存じかと思いますが、医療用ヘパリン類似物質製剤の美
容目的処方等に関連し、健康保険組合連合会から「保湿剤処方の適正化」に関
する政策提言が行われました。

これに対して、本学会理事会で審議の結果、保湿剤による治療を必要とする患
者に大きな不利益を生じかねないため、処方制限には反対する旨の要望書を厚
生労働大臣、日本医師会長、健康保険組合連合会会長に提出することを可決し
提出いたしました。

一方で、会員各位におかれましては、引き続きヒルドイド等の医療用ヘパリン
類似物質の適正処方に努めていただきますとともに、やむを得ず適用外での処
方を行う場合には、必ず自費診療にて対応するなど、これまで以上に公的医療
保険制度に則った診療を徹底するようお願い申し上げます。

                                以上
 

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